Touch ID復活を望むiPhoneユーザーは74% コロナ影響

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米国オンラインマーケットのsellcellがiPhoneユーザーに向けて行ったアンケート調査にて、「iPhoneユーザーの79%がTouch ID(指紋認証)を搭載したiPhoneの復活を望んでいる」という結果が報告されました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行によりマスク着用化が一般化しつつあり、使い勝手の悪くなったFace IDに不満を持つユーザーが増えてきているようです。

sellcellは、Face ID(顔認証)を搭載するiPhone X以降のモデルを使用しているユーザー2,000人以上を対象にアンケート調査を行い、結果を報告しています。
アンケート調査では、新型コロナウイルス感染症の流行によりマスク着用が一般化した中で、Face IDについてどう考えているか、不満や改善を希望する点などの聞き取りを行っています。

 

公共の場でFace IDを使ったロック解除に不便を感じましたか?

マスクを着用すると、顔認証であるFace IDは利用することができません。
実に74%のiPhoneユーザーが公共の場所でFace IDによるロック解除を不便だと感じており、問題ないと回答したのは26%となりました。

 

マスクを着用しているとFace IDが機能しないことを不満に感じていますか?

46%ものユーザーが、特に不満やイラつきを感じていると回答し、38%は少し不満に思っていると回答しています。
不満やイラつきを全く感じないというユーザーは全体の16%程度で、84%ものユーザーが現在のFace IDに不満を感じていることになります。

 

iPhoneをロック解除するために、公共の場でマスクを外したことはありますか?

普段はマスクを着用していながらも、ロック解除のために一時的にマスクを外したことのあるユーザーは32.6%となりました。
67.4%のユーザーはロック解除のためにマスクを触ることはないと回答しています。

米国疾病予防管理センター(CDC)によって普段からのマスク着用が推奨されていますが、公共の場においてもロック解除のためにマスクを外す人は少なくないようです。

 

マスク着用中はどのようにしてiPhoneのロック解除を行っていますか?

マスクを着用している時にiPhoneのロック解除を行う場合、どのような手段を取っているかというアンケート調査です。
64.8%と大多数のユーザーは、設定しているパスコードを入力することでロック解除を行うと回答しました。
一方で、17%のユーザーはマスク着用時の顔を「もう一つの容姿をセットアップ」でFace IDに設定し、ロック解除を行っているようです。
10.9%のユーザーは、iPhoneのパスコードを設定せずにロックなしで使用し、残りの7.3%のユーザーは指紋認証付きのスマホをサブ端末として利用していると回答しました。

 

Touch IDが搭載されていないことを理由にiPhone 12の購入を延期しましたか?

35%のユーザーが、iPhone 12にTouch IDが搭載されていないことを理由に購入を見送ったと回答しました。

 

次世代iPhoneでTouch IDが復活することを望んでいますか?

79%と非常に多くのユーザーが次世代iPhoneでTouch IDが復活することを望んでいることが分かりました。

 

次世代iPhoneに期待するロック解除の手段は?

次世代iPhoneに最も期待されているロック解除の方法は「画面内指紋認証」で、56.2%と過半数以上のユーザーが希望しました。
次点はTouch ID内蔵の電源ボタンの14.1%、虹彩認証が9.7%となりました。

その他には、音声認証でのロック解除が6.9%、認証機器の使用が6.1%、パターン入力や位置情報によるロック解除を望むユーザーも見られます。

 

もし現在の状況が続くなら、指紋認証を搭載するAndroidスマホへの買い替えを検討しますか?

もし新型コロナウイルス感染症の流行によるマスク着用の一般化がこれからも続いていくなら、iPhoneから指紋認証を搭載したAndroidに買い替えを検討する、と回答したユーザーは23.3%となりました。
現状に不満を持つユーザーが多いながらもiPhoneを使い続けるというユーザーは意外と多いようです。

 

まとめ
・マスク着用が必要な公共の場所でFace IDに不便を感じたユーザーは74%・マスク着用時にFace IDが機能しないことに不満を感じたユーザーは84%

・Face IDを利用するために一時的にマスクを外すと回答したユーザーは32.6%

・Face IDが利用できないため、64.8%がパスコード入力でロック解除を行っている

・Touch IDが搭載されていないことを理由にiPhone 12を購入しなかったユーザーは35%

・次世代iPhoneに何らかの形でTouch IDの搭載を望むユーザーは79%

・次世代iPhoneのロック解除手段として1番望まれているのは「画面内指紋認証」で56.2%

・iPhoneユーザーの23.3%は、指紋認証を搭載したAndroidスマートフォンへの機種変更を検討

 

多くのiPhoneユーザーは、ディスプレイ埋め込みセンサーによる画面内へのTouch IDの搭載を望んでいることが明らかになりました。

画面内指紋認証は以前より多くのAndroidスマートフォンの定番機能となっており、現状ではiPhoneには搭載されていないことが残念だとsellcellは述べています。
2019年の調査ではiPhoneからAndroidへの機種変更を検討しているユーザーは9.5%となっており、今回の調査では23.3%まで膨れ上がっていることからも、Face IDのみを搭載するiPhoneに不満を感じているユーザーが多いことが分かります。

 

Appleは今年にディスプレイ埋め込み型の指紋認証センサーの特許を取得し、さらにiPad Air 4でTouch ID内蔵電源ボタンを採用するなど、Touch IDの搭載に意欲的な動きを見せています。
2021年発売の次世代iPhoneで、もしFace IDとTouch IDの両立が実現すれば、多くのユーザーの支持を得られるものと思われます。

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